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技工所各課の紹介

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技工所各課の紹介

7課が配置されている大所帯のグループ内歯科技工所

医療法人社団 歯友会「赤羽歯科」の歯科技工所では、総勢55名の歯科技工士たちが7課に配置されています。クラインブリッジ課、ハードレジン課、ポーセレン課、義歯課、コーヌス課、矯正課、インプラント課とそれぞれの専門領域をセグメント。各課に専属のメンバーをそろえています。こちらのページでは、東京・埼玉に計9ヶ所あるグループ内の診療所のすべての歯科技工物を製作している7課のそれれぞれの役割を紹介します。

クラウンブリッジ課

金属製のインレー、クラウン、ブリッジを主に製作している課です。金属はパラジウムを使用した保険適用内の素材から、ゴールドなど自費診療の素材までさまざまであり、これまで数多くの患者さんの補綴物を製作してきた実績があります。また、根管治療の際の土台となるコアやお子さん用の乳歯冠、最終的な補綴物を装着する前の暫定的な補綴物であるTEK(テンポラリー・クラウン/仮歯)についても、クラウンブリッジ課で製作しています。

ハードレジン課

ハードレジン課では、ハイブリットレジン前装冠、ハイブリットレジンインレーを製作しています。ハイブリットレジンとは、レジンというプラスチックにセラミックの粉末を混ぜ合わせることで、弱点である強度を補った素材です。透過性があり、審美性も高いため、銀歯の見た目が気になる方がハイブリットレジンに入れ替えるケースも増えています。

ポーセレン課

従来の銀色のインレーやクラウンとは異なるセラミックでできた白い材料を主に取り扱う課です。外見がセラミックで中身は金属のメタルボンドや人工ダイヤモンドと呼ばれるジルコニア、二ケイ酸リチウムガラスを主成分としたセラミックでありe-maxを使用した補綴物を作製しています。自費素材ではありますが、白くて綺麗な歯を求める方、天然歯のような自然な美しさを求める方のニーズに応えています。

義歯課

歯を失った際の代表的な補綴治療である入れ歯を製作する課です。保険義歯、金属床(コバルト、チタン床、白金加金)、ナイトガード、スリープスプリメント、ホワイトニングトレー、ノンクラスプデンチャーなど幅広くさまざまな義歯を担当しています。ラグビーやアメフト、ボクシングなどのコンタクトスポーツの競技者が着用するスポーツマウスガードに関しても製作しています。

コーヌス課

コーヌステレスコープ、リーゲルテレスコープなどの部分義歯や各種アタッチメントなどの製作を行っています。超精密加工機によるミリング加工(品物の平面・曲面部を加工すること)が必要なケースは、コーヌス課で対応します。

矯正課

矯正治療に必要な装置全般(拡大床、リンガルアーチ、リテーナーなど)を作製している課です。歯並びは年齢性別問わず改善できるので、それぞれの患者さんにとって最適な装置を作ることで歯列矯正をサポートしています。矯正装置はもちろんこと、後戻り防止のためのリテーナーや乳歯が抜けた際に永久歯に生え替わるまでにスペースを確保する保隙(ほげき)装置も製作しています。

インプラント課

CT撮影用ガイドからインプラント埋入用ガイド、インプラント上部構造まで幅広く対応しています。ドクターとの綿密な連携の下、各診療所で需要が高まっているインプラント治療を技工所から支えています。