Interview
インタビュー

歯科技工士

技術があることに加え
要望に応える知識を持った技工士に

歯科技工所 歯科技工士
安河内 詩乃

1つの歯科技工物の製作を最初から最後まで対応

2017年に入社した、歯科技工士の安河内詩乃です。私はずっと歯科技工士になるのが夢で、患者さんの悩みを解消するいろいろなタイプの歯科技工物を作れるようになりたいと考えていました。治療前は歯を出して笑えなかった方が、歯を見せて笑えるようになる歯科技工物を作ることをモットーにしています。

実は、歯友会は他の大規模な歯科技工所とは異なり、分業で歯科技工物の製作を行っていません。専門性の高い7つの課に分かれていて、それぞれの領域の製作物を作るのに専属のスタッフが配置されています。そのため、1つの歯科技工物の製作を最初から最後まで責任を持って携われるので、それが就職の際の決め手となりました。

また、歯友会の歯科技工所は、赤羽診療所と同じ建物内にあるので、患者さんのセット時に立ち会うことができます。他のラボであれば、なかなかこうした機会に恵まれることはないので、それはうちの大きな強みだと思います。

歯科医師、歯科衛生士との活発な交流が生む成長意欲

歯科技工所が専門の課に分かれているのは珍しいのですが、課の垣根を越えて仲が良いのは、うちで働く魅力でもありますね。分からないことを気軽に誰にでも教えてもらえる環境ですし、仕事の話だけでなく先輩・後輩と趣味の話でも盛り上がります。

また、歯科医師や歯科衛生士らの他の職種のメンバーとも交流の機会が多いのも特徴です。患者さんを含め、違う職種のメンバーの意見や要望に合った歯科技工物を作ることが大切ですね。技術だけではなく、要望に応える知識を持った歯科技工士になりたいです。特にドクターからは貴重な意見をいただけるので、スキルアップにつながります。製作物の評価はドクターが記入してくれるので、厳しいことが書かれることもあれば、褒められることもあります。良い評価は自分のモチベーションにつながっているので、今後もより良い製作物を作れるように努力していきたいです。