第3回 タバコは歯にも悪い

スモーカーには耳の痛い話かもしれませんが、喫煙は虫歯や歯周病の原因ともなります。というのも、タバコを吸うと歯ブラシが届きにくい所にタールが付着し、その付着したタールに食べかすなどが付くためどうしてもお口の中が不潔になり、虫歯や歯周病の原因となる細菌が活動して、歯垢や歯石ができやすくなるからです。さらにニコチンは血液の供給量を減少させ、歯周病の原因となる細菌に対する抵抗力を低下させます。また、治療中の部位の回復力も低下させますので、完治を遅らせます。歯周病の予防や治療効果を上げるためにも、節煙・禁煙は大切ですね。

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ところで、最近、喫煙の習慣のある母親には虫歯が多く、その子供にも虫歯の数が多いことがわかってきました。喫煙で虫歯ができた母親が口移しで食べ物を食べさせるときに、子供に虫歯の原因菌を感染させるからだと考えられています。とはいっても、簡単に止められないのが、タバコ。スモーカーの方は、一度、歯科医院でお口の中の健康状態を見てもらうことをおすすめします。