第17回 歯周病について

最近よく歯周病という言葉を耳にするようになりました。しかし、歯周病はゆっくりと歯肉や骨(歯槽骨)に浸食するためなかなか自覚症状があらわれず、日常、意識することはほとんどないことと思います。歯肉から血が出たり、歯がぐらぐらしたり、歯肉が下がってきて初めて気がつくのですが、その時には歯周病はかなり進行した状態です。そのまま放置していると歯を支える歯肉も骨もボロボロになって、やがて歯は抜けてしまいます。

歯周病の主な原因は、歯垢(しこう:プラーク)です。歯垢の中の歯周病菌が気づかないうちにどんどん増加して歯肉や骨を侵します。歯と歯ぐきの間に歯垢がたまっていたり、歯肉が少し赤く腫れていたり、口臭が強くなったりしていせんか。20代の方でも半数以上が歯周病の初期状態である歯肉炎にかかっているといわれています。歯石ができるまえならばブラッシングだけでほとんど改善できます。正しいブラッシングを身につけ、定期的な検診で歯周病を早期発見し、健康なお口を保つようにしましょう。